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街の声(神奈川県)2月~3月

20172月~3 「共謀罪のシール投票における市民の声」

共謀罪の法案は必要

・“テロ”あるから必要。あたりまえである。

・高校生男子 大学生の兄の影響から政治に興味あり。

30代の子連れの方 無言で貼る。

・年配者も無言で貼る。

・中年の女性 「テロをする前に取り締まるのは当たり前ではないか。」、「テロ準備罪は既に13本もあって国内法は全部整っている。」と話すと、「それでは調べてみます。」

とのことですが。賛成に貼っていった。

・オーム真理教だって最初は普通の団体だったんだよね。だから必要。

・ずいぶん長く具体例も含めてやり取りしたが、結局作っておいた方が安心していられる、と消極的賛成(40代男性)。

・テロが恐ろしい。

・若い男性 準備段階の犯罪を察知する法律があったほうがいい。

・限度を超えた共謀は罪とするべきと。(*その限度は誰が決めるのか?)

・男性 日本は戦前からスパイが大勢いるからその行動を阻止するためにも必要。じぶんは何百冊もの本を全部図書館に寄付するほどの読書をしてきたから間違いがない。

共謀罪の法案には反対

・若い女性が自ら“はりたい”と“反対”のシールを張っていった。

・国会での審議、今のままでは“数”で押し切られそう、懸念している。

・今の世の中、オリンピックにお金をかけすぎである、特に“はこもの”は後に残るもので、その始末もある。そのすごいお金を社会福祉の関係に回してもらえないだろうか。

沖縄の問題においては雇用問題がリンクしている。基地があることでその地域は潤う。その点、沖縄では米軍の事件があり、その反対運動で盛り上がる。横浜に話をもどすと、雇用問題がリンクしていないので、厚木とか横須賀の基地から離れた、横浜は非常に基地問題に無関心である。

福島においては、若い人たちは避難していなく、高齢者に偏り、社会福祉職員が足りない。そごう横浜の9Fではその職員を募集している。(介護関係の仕事従事者)

・足を止めて貼る人、説明を聞いて貼る人ともに圧倒的多数が高齢者。

・積極的に貼る人は「本当に怖い」、「冗談じゃない」、「ニュースを見ると腹が立つ」と、

思いのたけを短く或いは長々と話し、激励の言葉を残していく人が多い。かなり鬱憤

がたまっているようである。

・子供を連れた母親、母親が8歳くらいの男の子に「わからなければわからないでいいのよ。」と言うと、「見張られるのはいやだ」と貼った。

・私立中学2年生女子「どんどん戦争ができる国に近づいているのですね。」「学校の

先生から教わっています。」

60代の人 「こんな形でできるのですか、自分もやります。」

・これは絶対反対。こういう事をやってくれてありがとう。頑張って下さいね。

60代男性 このシールを何個も貼りたいほど怒っている、なんにでも適応できるのではないの、こんな悪い法はないよ。

20代社会人女性 祖母と住んでいるので、「戦争について」を常に聞いている。今の

アメリカのトランプ大統領の言動に疑問がある。

・中学2年女生徒 来年“テロ”について社会科で勉強することになっている。

20代女性 「共謀罪」って怖いですね。

60代夫婦(妹のお見舞いで三重県の桑名より上京)夫は以前、中部電力で働いていた。1986年のチェルノブイリ原発事故時には青森県の六ケ所村で働いていた。2011年の福島の事故はチェルノブイリ原発事故と同じとすぐにわかった。今は退職して桑名の田舎に引っ込んでおり、そこで「九条の会」に入って活動をしている。田舎なので活動はなかなか難しい。電力会社で働いて感じたことは、みなほとんどの人は原発の恐ろしさを分かっているが、組織の中で動くことが難しい。だからこそ“トップ”の決断力のなさを痛感してきた。今の政治にも言える。

60代男性 安倍は早く辞めてほしい。菅官房長官、二階官房長官も辞めてほしい。

公明党は政権の歯止めをかけてほしい。山口代表はいいが、幹事長の井上義久氏は黒幕だ。今の政治ではお金の使い方がおかしい。森友学園の問題然り。何人もの自民党代議士がそれに絡んでいる。選挙権を持つようになってから一度も自民党には投票したことがない。旧社会党の土井たか子氏を応援してきた。民主党の政権があと二年もっていたら自民党が崩れていたと思う。民主党政権がすぐに倒れたので自民党が復活した。“アベノミクス”には限界がある。我々団塊の世代はそれなりの豊かさを持ち最低限は揃っているので、これ以上の消費は必要がない。少子化と言っているのに保育とかそちらの方にはお金が回っていない現状だ。

80代女性 今の日本の状況を“怒りを通り越している”と批判して行かれた。(その後戻られて「あなたたちは“いい子”」だからと飴の差し入れがあった。

・若い男性 話すだけで罪になるのは行き過ぎではないか。

・「共謀罪反対」のシールを10枚くらい貼りたい、というほど危険性を感じている。

共謀罪はよくわからない

・若者、壮年の人、無関心というか、内容がピンとこないよう。治安維持法、小林多喜二の話をしても「知らない」、「わからない」という顔つきで通りすぎる。

・真剣に聞いてくれた若い女性が、「それは大変、とても賛成できない。でも、反対もできない。わからないにします。」

・テロ等準備罪となるとますますわからない。

・勉強していないから。ニュースでも見てないし。説明してもそれでもやっぱりわからない。(20代女性)

気が付いたこと

・共謀罪と聞いて知らない人が大変多かった。それでも、「それつてなんですか?」と聞いてくる人が多かった。子供を連れた母親3組、父親2組はきちんと説明を聞いてくださって親子で貼っていった。

・若い世代は母親を除き、このシール投票へ関心を向けない。

・共謀罪に関して、知らない人が多く関心の無さが健著。

・「わからない」の多さが「共謀罪」の特徴ですが、① 共謀罪そのものを知らない

② ある程度は聞いたことはあっても、いいのか悪いのかの判断ができない。の二つのタイプがある。

・高校生4,5人のグループは話は聞いてくれたが「俺は左翼とは話をしないんだ。」と逃げるように去った。

・何が何でも賛成というほどではなく、思い入れがなかったり、それほど内容を理解していないようである。

・反対の人は「反対です。」ときっぱり言う。

・反対の人は積極的に貼りに来る。

・共謀罪は嫌なんだけれど貼りたくない。あのお坊ちゃん(安倍総理大臣)が良いのよね。と貼らないで立ち去る。

・ほとんどの人が通り過ぎていく、そこをどう向けさせられるか、何回やってもすっきりしないままどうすれば、と反省の連続です。

・ほとんどの壮年の男性は関心がないのか、無言で通りすぎる。どこでも同じ現象である。

・限度を超えた共謀は罪とするべきとのこと。限度は誰が決めるのか?警察や国家が決めるとなると戦前のことを思い浮かべる。私を含め平和な時代に育った“人の好さ”を感じる。

・友達同士での政治的意見の相違がシール投票で分かり、街頭政治談議が盛り上がりました・

・来年選挙権を得る女子高校生は、ラインやSNSも共謀罪の対象となると言うと、「いやだな」と話していた。


by kbzai | 2017-02-10 20:26